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長期積立投資×先送りの性格=最強?

私は、先送り癖を持つ人間です。

 

子どもの頃からやらなきゃやらなきゃ、と思いつつ直前にならないと手をつけられなくて、夏休みが終わる日には毎年大変なことになっていました。

 

そして50代半ばだというのにいまだに旅行の準備も前日に(下手したら当日)やってます・・・。

 

自分でもなんとかしようと思ってはいますが、心の奥底から変えたいと思ってないのでしょうか。なおっていません。

 

さて、そんな私ですが積立投資は株価が下がっても8年間耐え続け、ずっと継続中です。

 

そこで、もしかしたら私のような「先送り民」にはひょっとして積立投資が向いているかもしれない、と思ったんです。

 

ただ単に、「先送り癖」をプラスの性格に変えたいだけという話もありますが(笑)。

 

投資を初めてすぐの頃は、すぐにマイナスになりますよね。

 

ただ、2万円とか3万円のマイナスなので、何かを買ったとか遊びに行ったと思うと耐えられる金額です。とはいえ数千円でも損をしている状態は良い気分ではないので、「早く上がらないかな」って毎日携帯を見ていました。

 

そうこうしているうちに、下がっても投資を続けると上がった時にプラスになるという体験をします。

 

「本で読んだ通り、下がった時も買い続けるのが大事なんだ」と学習しました。

 

ところで、先送り癖が真価を発揮するのは投資の初期ではありません。

 

下げも体験し、上げも体験し、少しずつ投資に慣れて欲が出る頃。こういう時に先送り癖はドルコスト平均法の強力な武器になります(笑)

 

上がっていると「ここで売れば〇〇円利益出せる」と、人間誰でも思うじゃないですか。

 

頭では「これは長期投資なんだから売ったり買ったりするものではない」と分かっていたとしても、思ってしまうんですよね。

 

ですが、私には先送り癖があるので、「もうちょっと待とう、もうちょっと待とう」と思っているうちに株価が下落して、結局売れなくて、そのまま。

 

今度はかなり下がってきたのに、やはりここで買わず。

 

結果的にドルコスト平均法を忠実に守ってしまう、ということになりました。

 

新NISAができた去年から、「NISA損切り民」という衝撃的な言葉ができましたが、初めて聞いた時にすごく驚きました。

 

長期で積立投資するつもりで投資を始めたのにほんの数ヶ月で、しかも損切り。もったいない。

 

おまけにNISAは損をしても損益通算できないので、よくよく気をつけて投資する銘柄を選ばないといけません。

 

もしかしたら初心者の方で、そういうことも知らないまま投資を始め、しかも許容度を超した金額を投資してしまったのかな・・・。世間的にもNISAは儲かる、っていう風潮があったのでその雰囲気に乗せられて大金を投入してしまったのかもしれないですよね。

 

でも、もしかしたら私のような先送り癖がなく、素早く行動ができるタイプの人だったのかもしれません。

 

だとしたら、長期の積立投資には先送り癖は良い方向に働くということになるのかもしれません。

 

ただ、デイトレとか個別株投資は素早く損切りができないので、塩漬けしがち・・・。

 

実はそういう銘柄を持ってます。

 

性格によって、うまくいく可能性が高い投資法があるのかもしれないですね。